- 2008/07/20 戦場のアリア(40点)
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1914年第一次世界大戦中に実際にあった出来事を映画化しているらしいが登場人物たちほど感動はしなかったというのが正直な感想である。スコットランドとドイツ、フランスそれぞれの国が子供たちに愛国精神を植え付けて敵国粉砕を教育しているシーンから始まる。(かってはわが国もそうであったが)スコットランドではジョナサン&ウィリアムス兄弟がグラスゴーの軍事訓練へ喜んで向かう。ドイツではソプラノ歌手のアンナ(ダイアン・クルーガー)と恋人でテノール歌手のニコラウスが舞台に立っているが、ほどなくしてニコラウスは出兵してしまう。フランス軍は陸軍中尉のオードベール(ギョーム・カネ)が腹痛で難儀しているのだった。スコットランドとフランスの連合軍とドイツ軍はフランスの北部デンソー村で塹壕を掘り激戦を繰り返していた。互いに死者は増え続け、兵士は疲弊していた。クリスマスの日、兵士たちは何万というクリスマスツリーを立ててスコットランド軍はバグパイプを吹き、ドイツ軍陣地ではニコラウスを追ってきたアナのソプラノが歌われて両軍は静かにクリスマスを祝うのだった。互いの恋人や妻の写真を見せ合う兵士たち。その日から兵士たちは遺体を葬り、ボール遊びに興じたりしていた。アンナとニコラウスはフランス軍捕虜になることを希望する。ドイツ軍もまた上層部にこのことを知られロシア戦線に送り込まれるのだった。両軍のためにミサを行った神父はドイツ人を殺すのは聖戦だという司祭の言葉に信仰を捨てる。普通にいい話だと思うが戦争とはもっと悲惨なものであろう。美しい音楽で人間の残虐さがなくなるとは思われない。
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