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ライラの冒険 黄金の羅針盤(40点)


何だか子供だましのストーリーである。英国作家フィリップ・プルマンの「ライラの冒険」シリーズの第一巻「黄金の羅針盤」を映画化。小説の方は教会に対する厳しい攻撃をしているが映画の方はそういった表現はやんわりとしたものである。パラレルワールドの英国オックスフォード、ジョーダン学寮に住むライラ・ベラクア(ダコタ・ブルー・リチャーズは15000人から選ばれた少女であるらしいが、それほどいい子役とは思えなかった)は学寮の下働きの子ロジャーと仲良し。ジプシャン(ジプシーのようなもの)や貧しい子供たちがさらわれていたのだが、ライラは恐れもせず授業をさぼってばかりいた。この世界では自分の守護精霊のような生き物ダイモンを皆連れていたが、ライラにはパンタライモンがいた。子供のダイモンは姿形が定まらず、パン(パンタライモン)もまたフィレットや猫、鳥などに姿を変える。ライラの叔父でアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)が大学にやってきてダスト(特別なチリ)が別世界からダイモンを通して流れ込んでいると報告したが、マジステリアム(教権=教会のようなもの)のフラ・パペルはアスリエルを阻止しようとワインに毒を入れるが、ライラによって救われる。叔父と一緒に北極への冒険をしたいライラだったが、叔父に拒絶される。コールター夫人(ニコール・キッドマン)がやってきてライラを連れていきたいと学寮長に言うのだった。出発するという日、学寮長はライラに他は破壊されたった一個しかないアレシオンメーター(真理計)を渡すのだった。これは<黄金の羅針盤>と呼ばれているという。学寮長は「コールター夫人には羅針盤のことを絶対に知られてはいけない。」と言う。新旧のよろいグマの王やエナラ湖の魔女軍団やうさぎのダイモンを連れている気球乗りなど登場人物やそれぞれのダイモンなど、多種多数の登場人物が出てくるのだが、その一つ一つが活かされていないのだ。見ていて甚だ面白くない!!1億8000万ドルもの巨額な制作費を使っているらしいが、大金をドブに捨てたも同然の映画である。しかも続編を作る気マンマンのエンディングにあきれ返るばかりだ。(次回作ではアスリエル卿を救い出すのだろう!又あの自意識過剰のニコキを見るのかと思うとうんざりする。)黄金の羅針盤もまた重要なアイテムには思えないし、ダイモンはそう役にも立たないしどうすればいいのだろうか?脚本・監督のクリス・ワイツも戸惑っているのでは?っていうか監督の人選ミスなのでは?

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