- 2008/07/03 17歳のカルテ(75点)
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1994年スザンナ・ケイセンの自伝的作品「思春期病棟の少女たち」の映画化。ケイセン自身1960年代に2年間境界性人格障害で精神病棟に入院しており30数年を経てその体験を小説にした。ケイセンは「入るのは簡単だが、出るのが困難」であると答えている通り、非常な葛藤の後退院している。松尾スズキ監督の「クワイエットルームにようこそ」は本作を真似てはいないが、かなり類似点は多い。スザンナ(ウィノナ・ライダーは自身も境界性人格障害と診断されており、彼女自身が原作を気に入って映画権を獲得した。)は自分に自信が持てず、大学進学しないことで両親からも理解されずに悩んでいた。ある日、アスピリンを大量にウォッカで服用してしまい自殺未遂とみなされて精神病棟に入れられる。スザンナ自身は精神病の自覚がなく戸惑っていた。その病棟には顔にヤケドを負った少女や鶏肉と下剤しか口にしない少女、慢性的に嘘をつく少女などがいた。中でもリサ(アンジェリーナ・ジョリーが若くて才能豊かだ)はリーダー的存在で、口の中に剃刀の刃を仕込んでおり挑発的で反抗的だった。少女たちは看護婦のバレリー(ウーピー・ゴールドバーグ)の目を盗んでは夜中に自分たちのカルテをこっそり見たりしていた。スザンナは従順で素直な患者なので退院することが決定していたのだが、退院後、行くことになっていた少女が自殺してしまう。少女は退院患者だったのだが、リサが少女と父親の近親相姦の事実を明るみにして少女を自殺に追いやってしまったのだった。その事実を知ったスザンナは、リサと仲たがいしてしまいリサから反対に仲間はずれにされてしまうのだった。スザンナはこの病棟に君臨しこの世界でしか生きられないリサを見て自分は必ず退院しようと固く決心するのだった。監督は「ニューヨークの恋人」や「ウォーク・ザ・ライン」のジェームズ・マンゴールド。女性は必見!!気づかぬ内に万引きなどしてしまう人は精神の病かもしれない。
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