- 2008/06/24 結婚詐欺師(75点)
![]() | 結婚詐欺師 (2008/06/25) 内村光良鶴田真由 商品詳細を見る |
女性は必見!乃南アサの同名小説をドラマ化した。監督は金子修介。リアルで怖い!アルマーニの店にやってくる颯爽とした長身の男。「橋口様いらっしゃいませ!」店員の曽田理恵(星野真理)が嬉々として男を迎えるのだった。ドイツ大使館のパーティに出席するネクタイを買いにきたようだ。さりげなく「こういったパーティには同伴者が必要なのだけれど、君一緒に出席してくれないか?」と言う男。小滝橋署の阿久津洋平(内村光良)は昨夜も署に泊まったが、水商売風の女がやってきて婚約者が失踪しているという。ホステスの山崎元子(鈴木蘭々)は株式会社グッドフェロー会社社長、橋口雄一郎(加藤雅也)と婚約したのだが、数日連絡もなく電話もつながらないというのだった。元子は橋口に500万円を渡していたのだ。阿久津は結婚詐欺だとピン!と来るのだった。元子から橋口の写真を預かる。阿久津は大学の恩師、<倉本先生の古希を祝う会>に出席するのだが、そこには元恋人の江本美和子(鶴田真由)の姿もあった。(この会場に橋口の姿もあり、橋口は次のターゲットを捜していた。美和子に目星をつけてわざとぶつかる。)橋口雄一郎は本名を松川学といい年齢は44歳、滋賀県の大津出身だった。驚いたことに松川は結婚しており保育士の妻、松川澄江(秋本奈緒美)がいた。澄江によると松川は4年前出所したが妻の所へは戻っていないというのだった。橋口こと松川には他に資産家で二条流舞踊の師匠、宮脇千草(夏樹陽子)からも月々の小遣いをもらいマンションの保証人にまでなってもらっている。その他にもビルのオーナーで小料理屋を経営しているおかみ槙登与子(東ちづる)もいた。橋口には一件だけ被害届けが出ており、大学職員の吉田邦子は橋口の詐欺にあい実家の土地も売却した挙句ヤミ金にまで手を出して自己破産をし、踏み切り自殺をしてしまっており被害届けもあまり役に立たない。そしてどの女も被害届けを出そうとはしない。警察の捜査は難航するが、橋口が美和子に接近したことにより展開を見せる。阿久津は昔愛した女が橋口の手口に載せられているのが忍びなかった。美和子に会い警告を出すのだが、それが却って美和子の心を狂わせる。猛烈な橋口のアプローチに堅物の美和子も篭絡されるのだった。阿久津は内心複雑だった。乃南アサは女性の心のスキを描くのがたくみだが、この結婚詐欺師の手口は傍から見ていると何故、ひっかるのかと疑問に思うが女性の心を巧みに操るこのテクニックは必見である。結婚願望のない女性や周囲からしっかり者を思われている女性のほうがひっかかりやすいのだ。加藤雅也がなかなか良かった。
テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画
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