夏目小太郎の映画批評
夏目小太郎が独断と偏見で映画批評
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2008/06/20 Fri  23:37:48» E d i t
ラストタンゴ・イン・パリ オリジナル無修正版ラストタンゴ・イン・パリ オリジナル無修正版
(2007/11/02)
マーロン・ブランド

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「ラストエンペラー」「暗殺の森」「シェリタリング・スカイ」などイタリアの巨匠ベルナルド・ベルトリッチ監督の1972年の映画。当時芸術か猥褻かで賛否両論だった問題作!イタリアでは公開後4日で上映禁止になった。マーロン・ブランドの49歳の中年男性裸体とマリア・シュナイダーの20歳の裸体が絡み合う映画だったからである。監督自身フランシスコ・ベーコンの絵画のような退廃的な映画を撮ったと答えている。ある寒い冬の朝、パリのアパルトマンの空き室で偶然2人は出会う。49歳のポール(マーロン・ブランド)と20歳のジャンヌ(マリア・シュナイダー)である。不意に室内の電話が鳴り響き、それに触発されたようにポールはジャンヌの腕を強くつかみ半ば強引にSEXをしてしまう。それは獣の交尾にも似た激しい交わりだった。何事もなかったように部屋を出る2人。ジャンヌにはTVプロデューサーの婚約者トム(ジャン・ピエール・レオはトリュフォーの「大人は判ってくれない」で鮮烈な印象を残した俳優)はジャンヌをモデルに<少女の肖像>というドキュメントを製作していた。セレブな家庭で育ったジャンヌに人生の不満はない。婚約者はハンサムだし優しい。だがジャンヌはあの時のSEXが忘れられなかった。そしてあの空き部屋へ行ってしまう。そこにはポールが待っていたのだ。激しく愛し合う2人。ポールは一つの提案をする。ここで会っているときは自分のことは言わない。ただ獣のように交わるだけの関係でいようと。2人は度々逢瀬を重ねる。ポールは下町の簡易ホテルの経営をしていた。妻のむごたらしい自殺が忘れられない。それで妻の浮気相手でホテルの住人マルセル(マッシモ・ジロッティ)の部屋へ度々行き妻の思い出話を語り合う。同じバスローブを着ている2人の中年男の姿が何だか哀しい。だがマルセルのほうが妻のことをよく知っており妻もまたマルセルを愛していたようだ。孤独な心をつかの間癒すためにポールはジャンヌの若い肉体を貪る。その均衡を破ったのはポールだった。ポールはジャンヌの姿を街に求めるようになる。(ストーカー状態になるポール)昼間ポールの姿を見かけたジャンヌは意を決して、ダンスホールに入り別れを切り出す。承知しないポールはジャンヌの部屋まで追いかけてくるのだった。恐怖にとらわれるジャンヌは父の遺品の軍用ピストルをポールに向けて発砲してしまう。「私はあなたが誰なのか知らない・・・・」ジャンヌの呟きが響く。マリア・シュナイダーのファッションや素晴らしい肉体が見もの!!監督はSEXのみが真実であると言っている。

テーマ:クラシック映画 - ジャンル:映画

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