夏目小太郎が独断と偏見で映画批評
■■■モーテル(85点)
2008/05/22 Thu未分類
モーテルモーテル
(2008/05/21)
ルーク・ウィルソンフランク・ホエーリー

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オープニングはヒッチコック映画を彷彿とさせるクラシカルな色彩と音楽、見せ方でクレジットなども懐かしい。伝統的なスリラー映画を踏襲しながらも新鮮味を感じるのは、シナリオと演出の妙であろう。いつのまにか主人公夫婦と共に逃げ道を必死になって探している自分を見出す。監督は長編2作目の新鋭ニムロッド・アーントル。脚本は新人ライターのマーク・L・スミス(注目の2人である)本作はカンヌのユース賞を受賞した。夜更けの真っ暗な田舎道を夫婦が車を走らせている。夫のデビッド(ルーク・ウィルソン)はアライグマをよけようとして車をスピンさせる。眠っていた妻が驚いて悲鳴をあげる。抗欝剤を服用して眠ってばかりいる妻エイミー(ケイト・ベッキンセール)に嫌味を言うデビッド。エイミーもまた高速を降りて脇道を走っているデビッドを非難する。2人は妻の両親の結婚記念日パーティからの帰路のようだ。デビッドは息子チャーリーのことを話題にするがエイミーは「やめて!」と拒絶する。どうも一人息子を亡くしたようである。そして夫婦は離婚をしようとしているみたいだ。車の調子が悪いのでガソリンスタンドに立ち寄る。誰もいないようなのに急に車の脇から修理工(イーサン・エンブリー)が現れる。その男は車の調子を見てくれ、道を教えてくれるのだが2キロほど行ったところで車はエンストをする。2人はなじりあいながらも、車を置いてさっきのスタンドまで徒歩で戻るが誰もいないので隣の<パインウッド・モーテル>に行く。フロントに入ると中から女の悲鳴が聞こえるのでエイミーは出ようというのだが、デビッドはなおもベルを叩く。中から支配人メイソン(フランク・ホエーリー)が出てきて修理工は帰ったから宿泊してゆけというのだった。(見た目は普通だが言動が少しおかしい)もう夜もおそいので4号室に泊まる2人だったが、部屋には1997年3月の番組表が置いてあり、水道からは赤錆た水が出る。無言の電話が鳴りドアを激しくノックする音がする。隣の部屋からも壁を強く叩く音が。支配人に苦情を言いに行くと若者かホームレスが入り込んでいるのだという。デビッドはTVを見ようとするが、番組は写らず古びたビデオデッキとテープが数本。それを入れるとスナッフ映画が映し出されるのだった。どのテープもカップルや女3人組や老人が襲われ惨殺されるものばかり。しばらく観ていたデビッドは驚愕する。その映画はどれもデビッドたちのいる4号室で行われているものばかりなのだ。再びドアや壁を激しく強打する音がけたたましく響く。2人の運命は・・・・・。あまりネタバレは出来ないので後はDVDでお楽しみいただきたい。あなたならこの状況からどうやって逃げますか?

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

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