仮面ライダー THE NEXT(80点)
![]() | 仮面ライダー THE NEXT (2008/04/21) 高野八誠、益子梨恵 他 商品詳細を見る |
2005年の「仮面ライダー THE FIRST」の続編を引き続き田崎竜太監督が映画化。仮面ライダー初のPG−12指定の本作はホラー・テイスト満載の映画に仕上がっている。
人気アイドルCHIHARU(益子梨恵)の「プラチナ・スマイル」のPVを見ていた引きこもりの青年輝夫はノイズと画面の乱れを修正しようとするのだが、部屋の中から妙な物音がして何者かに襲われて惨殺される。その頃仮面ライダー1号の本郷猛(黄川田将也)は城南大学付属高校の生物教師の職を得ていたが、学生にはなめられっぱなしの教師だった。琴美(石田未来)という女子学生が早退したので心配して彼女の住むアパートに行ってみるのだが、琴美の両親は離婚してそれぞれが再婚したので一人暮らしをしているという。そんな琴美を苛める同級生の女生徒たち。琴美はCHIHARUこと風見ちはるとは親友だったのだが、音信不通になってしまっており心配しており独自に調査しだす。本郷はそんな琴美が心配で尾行する。一方ショッカーらは地球上の人間の改造計画を立てていたのだ。琴美はちはるのファンクラブ会長と待ち合わせするのだが、その男も何者かに惨殺されるのだった。そして琴美もまた狙われる。CHIHARUもまた顔面に包帯を巻きつけた女に襲われ顔をズタズタにされてマンションから落とされるのだった。そこへ琴美と本郷がかけつけるが、CHIHARUは自分は本当のちはるではなく整形したのだと言う。女のショッカー、チェンソー・リザード(ボンテージでなかなかいいデザイン)と仮面ライダーたちに襲われる本郷猛は一号に変身して戦う。(このシーンが面白い!仮面ライダーはショッカーから逃げてきたのだから同型のライダーたちと闘うのはすこぶる正しいのだ)今回はリジェクション(定期的に血液交換をしないと拒絶反応が起こる)に苦しむ仮面ライダー2号一文字隼人(高野八誠)が頻繁に吐血するために口元などが錆びていたりと凝っている。前作には登場しなかった仮面ライダー3号風見志郎(加藤和樹)がちはるの兄としてお目見えする。両腕が刃物のシザーズ・ジャガー(田口トモロヲ)も登場する。キャラクター・リファイルデザインを出淵裕が担当している。アクションが素晴らしく、横山誠率いるAAC STUNTSがレベルの高さを証明した。横山誠はスタント監督だけでなく「GARO牙狼」などの監督もしている。(ダークなヒーロー像とアクションが良かった)田崎監督が横山誠のことを「自分は日本の映像を変えようとしているが横山は世界を変えようとしている」と言っているのだ。それは夢物語で終わらないような予感がする映像だ。風見志郎の設定がオリジナルとは違うが(1号と2号が作り出したのが3号なのだが)ショッカーの犠牲になった妹のために3号になるというのも悪くない。2号一文字隼人のツンデレぶりもいい。バイクスタントも必見の価値あり!!続編が出来そうで楽しみである。
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