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XXエクスクロス 魔境伝説(75点)

エクスクロス 魔境伝説エクスクロス 魔境伝説
(2008/05/23)
鈴木亜美、松下奈緒 他

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ジェットコースター・ムービーとはこのことだ。今は亡き深作欣二の息子である深作健太の監督作である。原作は<このミステリーはすごい!>で第二位になった上甲宣之(この作家は本職は新阪急ホテルのベルボーイをしている人らしい)の「そのケータイはXXで」だ。
大学で民族学を専攻している水野しより(松下奈緒)は恋人の朝宮圭一(池内博之)に浮気をされてショックを受けていたが、友人の火請愛子(鈴木亜美)に誘われて温泉旅行に行く。その村は阿鹿里村といい途中で自家用車を降りてロープウェイで行かなくてはならないような辺境の山奥だった。途中あちこちに見られる不気味な案山子のようなものや、ゴスロリの扮装をした女を車で轢きそうになったりする。その女は「チョッキン!チョッキン!」などと気味の悪いことを言うのだった。宿であるロッジに到着して2人は温泉に入るのだが、ちょっとした口ゲンカをしてしまい、しよりは先にロッジに戻る。すると押入れの中から携帯の着信音が鳴る。咄嗟に出ると男の声(小山力也はジャック・バウワーの声で有名だ)がして「早く逃げろ!やつらに足を切られてしまう!」と叫ぶのだった。途端にドアをけたたましく叩く音が。男は城南大学の民俗学教授をしている物部だという。妹と間違って電話したというのだ。声に導かれてやっとロッジを抜け出したひより。すると愛子からメールが入る。<はずれのトイレで待つ>と。足を怪我して自宅にいるもう一人の友人橘弥生(中川翔子)に電話をして阿鹿里村のこと、物部教授のことを調べてもらおうとする。すると弥生は「愛子には気をつけて!」と言うのだった。トンネルの所で愛子に<トンネルで待つ>とメールを打ったところで村人につかまってしまうひより。そして画面は温泉に入っていた時間に遡る。ひよりがロッジに戻ったのを見届けた愛子は誰かに「ひよりは部屋に戻ったから。じゃあ後は計画どおりに。」と電話をする。不気味なゴスロリ女に監視されていると思った愛子はトイレに逃げ込む。すると大バサミを持ったゴスロリ女にいきなり襲われる愛子。ゴスロリ女、西園寺レイカ(お人形のような綺麗な顔をした小沢真珠が眼帯をしていっちゃったキャラを怪演している。)と闘う愛子。フィードバックするたびに新展開が起こり新情報が提示される。そして誰が敵で誰が味方かわからなくなり混乱する。予告編が下手な作りだったので期待していなかったのだが、B級テイストながらも面白い!

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