字幕つきで見たかったのだが、ほとんど何を言っているのかわからないのだ。(黒沢清の映画は是非字幕つきでお願いします)「回路」などホラー映画に新機軸を打ち立てた監督だが、本作は駄作だ。
春名礼子(中谷美紀)は恋愛小説家だがスランプから体調を崩しており吐血してしまう。担当編集者の木島(西島秀俊)は郊外にある家に行って養生すれば気分転換になるだろうという。その山奥にある家には前住人の荷物がそのまま置き去りにされており、向かいの廃屋に人影が見えるのだった。(この時点でまともな女ならこんな所には滞在しない。こんな場所では絶対に女は不利だ。)廃屋には大学教授の吉岡誠(豊川悦司)が住んでおり、彼は相模大考古学グループが発見したという1000年前の女性のミイラを廃屋に置いていたのだ。このミイラは「ミドリ沼のミイラ」と呼ばれていることを礼子は友人野々村(鈴木砂羽)が紹介してくれた教育映画社に勤める村上(加藤晴彦)が見つけてきた古い記録映画から知るのだった。そして礼子の前に度々現れる女の幽霊(安達祐実)。このあたりで2人の男のうちどちらかがこの女を殺害したのだと観客にも予想はつくのだが、とにかく真相までが長い!ホラーとしてもサスペンスとしてもいただけない。ラストにいたっては呆気にとられる。ミイラを出す意味があるのか?それともミイラが主役なのか?