ソニー・エリクソンの携帯電話SO903IのCMがあまりにも反響が凄かったので約50分位の映画にしたのである。監督は竹内結子とよく仕事をしている行定勲。脚本は「クローズド・ノート」「春の雪」などやはり竹内主演の映画が多い伊藤ちひろ。音楽は「ゲド戦記」「半落ち」の寺嶋民哉(とても哀しいくらい美しい音楽である)やはり携帯のCMであるから劇中にも携帯がふんだんに使用される。
典子テンコ(大塚ちひろ)は予備校生。どしゃぶりの雨の日バス停でテンコは偶然、姉の恋人だった治男ジダン(和田總宏)に会う。雨がやむまで喫茶店で雨宿りしようということにした2人は姉の思い出を語る。姉の初子ショコラ(竹内結子)は7年前の暑い夏の日に突然逝ってしまったのだ。テンコは年の離れた姉が大好きだった。なぜならテンコが熱を出したときには必ず旅先の話をしてくれたからだ。夜光虫が眠る砂漠や神と対話できる竹やぶ、そして虹の生まれる木。その話が全部本当だったことをテンコはショコラがジダンに送った動画メールで知ったのだ。そして2人は虹の生まれる木のある場所へいってみるのだった。とても美しい映像で魅せる。竹内結子はやはり透明感があって美しいのである。