トロント映画祭のクロージング作品として上映され、配給会社が版権争奪戦を繰り広げた映画。「ホステル」「ホステル2」のイーライ・ロス監督の映画である。この監督は従来からあるスプラッターや恐怖劇をちょっと違った演出で見せるのがうまい!ポールとカレン・ジェフ・マーシー・バートの仲良し5人組は卒業旅行に行くことにするのだが、山奥の田舎家(キャビン)を借り切って盛り上がろう!ということになりその村へ行くのだが・・・・。飲んで騒いでいるところが一人の女の子が気分が悪くなる。ちょっと騒ぎすぎたせいだと思い寝かせておくのだが、身体中が腫れて膿が出だして見る見る内にひどい状態になる。映画はそこから狂気をはらんで一気に恐怖感を増す。醜い姿の女友達を見て伝染の恐怖を感じるほかの生徒たち。視線が一変して家畜のように離れた小屋へ隔離してしまう。飲み水から伝染する病気の恐怖にだんだん異様な熱を帯びてくる人間の本性がむき出しになる過程が見ていてぞっとする。人間の姿がどんどん変わっていくにつれ人間ではなくモノの見るようになっていく人間の怖さ。怖いのは伝染性の病気ではなく人間性!!なのである。B級テイストでありながら、そういった人間の怖さを描かせたらA級なのである。この監督はやってくれそうである。