ニコラス・ケイジの出演作としては第一位の興行収入だったそうであるが、ゴールデンラズベリー賞も得たという何とも皮肉な作品。「名探偵コナン」など子供が見る推理劇といった感じの作りである。今回はリンカーン大統領の暗殺者ジョン・ウィルクス・ブースの日記から始まるトレジャー・ハンターの活躍を描く。父・兄共にシェークスピア役者で有名だったブースは自身も役者だったがリンカーン暗殺に加担してしまう。(兄のエドウィン・ブースはリンカーンの息子を列車事故から救っている)ブースは射殺されたが日記が残されていたという。だが事件当日に記された24ページは破られていたことからリンカーン暗殺事件もまた闇に包まれているのだ。本作はその破棄されたページを持つ男ジェブ・ウィルキンソン(エド・ハリス)がベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)と父で暗号学者のパトリック・ゲイツ(ジョン・ボイト)の前に現れてゲイツのご先祖トーマスがリンカーン暗殺に加担していたと言うのだった。先祖の汚名をそそぐためにゲイツ親子は立ち上がる。前作からの協力者でハッカーのライリー(ジャスティン・バーサ)別居中の妻で公文書責任者のアビゲイル(ダイアン・クルーガー)らと共に破られたページを調査する。ゲイツの母で言語学者のエミリー・アップルトン(ヘレン・ミレン)やFBI捜査官セダスキー(ハーヴェイ・カイテル)などの協力も得て大冒険が始まる。議会図書館やリンカーン記念館、ホワイトハウスの大統領執務机とバッキンガム宮殿の女王の机が双子であることや(古代文字を記した板切れをさがす)昨年もサルコジ大統領を招いたマウント・ヴァーノンでの地下脱出道を大統領と歩くベン・ゲイツなど(ケネディ大統領暗殺の真相やUFOが隠されているというエリア51のことを記した大統領だけが知る本のありかを教えてもらう)スリリングで次から次へとアイテムが出てきて飽きない。本当にこんなものあるのかね!などといいながら結構面白くみてしまう。ロンドンでのカーチェイスなども金がかかっていそうだ。ラストのラシュモア山での地下の財宝探索シーンはちょっとチープだが3作目も作る気満々のオチにえ〜っ!と叫んでしまった。