ファイナル・ディスティネーションの続編である。リンカーン高校の飛行機墜落事故から一年後という設定。監督はデヴィッド・E・エリス。この人は1976年24歳の時からスタントマンとして映画に参加しており1981年にはスタント・コーディネーターとなったが、1986年には助監督として「マトリックス・リローデット」や「ハリポタ賢者の石」に参加。1996年初監督作品「奇跡の旅2」で認められて「セルラー」「デッドコースター」とメガホンを取っている。スタント出身らしく本作も冒頭の多重交通事故のシーンは圧巻である。何度見ても凄い!!キンバリーは友人3人と海へ出かけようと出発する。運転するキンバリーは高速道路で玉突き事故に巻き込まれる白日夢を見る。高速へ入る側道でパニックになるキンバリー。パトカーから降りたトーマス・バーク保安官に「事故がおきるわ!」と叫ぶキンバリー。後続車らはクラクションを鳴らし怒号を上げる。車から降りたキンバリーの前を事故原因となる木材を積んだ大型トレーラーが行過ぎる。「あの車を止めて!!」叫ぶキンバリー。するとクラッシュし大惨事が目の前で起こる。背後から保安官がキンバリーを引っ張り、キンバリーの自家用車は3人の友人と共に事故に巻き込まれる。(この数分間は息もつけない!)そしてこの事故で死ぬはずだった9人が警察署に呼ばれる。キンバリーに保安官(飛んできた丸太につぶされるはず)、バイクに乗っていたエバン(自分のバイクにつぶされるはず)、ノラ&ティム・カーペンター親子(前方の車に激突するはず)、キャリアウーマンのキャット、ローリー、ユージン、妊婦のイザベラである。(この中にミスリード・キャラが一人いる)9人は一年前のリンカーン高校の事故の話をする。前回のたった1人の生き残りクレア・リバースは精神病院の隔離病棟に潜んで暮らしているという。そして9人の中から一人目の犠牲者が出る。エバンは25万ドルの宝くじに当たり、新しいパソコンやロレックスの腕時計、宝石のついた指輪などを買ってアパートに帰ったところに事故死する。(フライパンに引火したり、指輪を排水口に落として、拾おうとして腕時計が引っかかって抜けなくなったり、ガス爆発したり、ハシゴが顔面に落ちてきたりと死の魔の手が次々と襲ってくる過程が面白い)順番に各々がアッ!というような死に方をするのだが、ラストのオチにも工夫が感じられる。前作よりパワーアップしている。だが前作を見ていないと甚だわかりにくい箇所がある。(どうも生き残った9人は前作に関連しているらしい)