デヴィッド・マメットのピューリッツア賞を受賞した戯曲「Glemgarry Glenross」をジェームズ・フォーリー監督が映画化した。名優の競演が見もの!!ジャック・レモンの名演技に泣かない人はいないだろう。ミッチ&マレー不動産会社の支社を舞台に5人の営業マンたちの悲哀を描く。ジェリー・レーヴィン(ジャック・レモン)はかっては優秀な営業マンだったが、娘の入院費が嵩んだりして最近ではツキに見放されている初老の男である。「ハロー」と低姿勢で顧客に電話をかけるジェリーの姿は不憫である。そしてトップの営業成績を誇るリッキー・ローマ(アル・パチーノ)は押しの強さと巧みな話術で顧客をその気にさせる名人だ。このところ、この支社の営業の数字が伸び悩んでいるというので本社からエリート幹部営業マンのブレイク(アレック・ボールドウィン)が出張ってきており3人の冴えない営業マンに渇!を入れていた。3人、モス(エド・ハリス)とアーロナウ(アラン・アーキン)と支店長のウィリアムソン(ケビン・スペイシー)である。営業にはABCが不可欠だと罵倒するブレイク。すなわち「Always Be Closing!」(いつだって契約にこぎつける!)(何が何でも契約!!)なのである。ブレイクは営業成績の一位と二位以外はクビにする!とまで言い切った。切羽詰った営業マンたち。その頃ローマはバーにいてジェイムス・リンク(ジョンサン・プライス)に人生論を語っていたのだが、ローマの話術に乗せられてリンクは契約をしてしまい小切手を切るのだった。成績優良者には優先的に優良顧客の住所が教えられるシステムになっておりジェリーは支店長にリベートを払うから、優良顧客名簿を教えて欲しいと頼み込むのだが、支店長は剣もホロロ!雨の中、顧客の家を訪問したり電話をかけたりするジェリーの姿が痛々しい。モスとアーロナウは会社に復讐してやろう!と言い出す始末。高級リゾート地グレンガリー高原(表題名)の顧客名簿をライバル会社に横流しにしてやろう!などと相談する。翌朝、努力の甲斐あってジェリーは契約をとってきて上機嫌!!だが警察がやってきて、名簿が盗難にあったとして捜査に入るのだった。誰が名簿を盗んだのか?意外なラストが待っている。営業をしている人が見れば身に詰まされるような場面が多く出てくるであろう!