製作にキャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、原案・製作にスピルバーグ、監督にリチャード・ドナー、脚本にクリス・コロンバスとスピルバーグ一家が世に出した「グーニーズ」は子供たちの海賊宝探しとお約束のギャング一団に襲われるという子供冒険映画の王道をいっているような作品だった。最近ではすっかり太って「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドの従者サムを演じたショーン・アスティンが、14歳という可愛らしい少年の姿を見られる貴重な一品。ショーン・アスティンはあの「奇跡の人」でヘレン・ケラーを演じたパティ・デュークの息子なのである。そして一番上のお兄さん役にまだ17歳のジョシュ・ブローリンが出演している。「ノーカントリー」で追っかけられる人。本作が長編デビューだそうだ。(ワタシも最近知った)アメリカ、オレゴン州のアストリアに住むマイキー(ショーン・アスティン)と兄のブランド(ジョシュ・ブローリン)、いたずらっ子のマウス(コリー・フェルドマン)、ぶち壊しの名人チャンク(ジェフ・B・コーエンは天才コメディアン)、科学と発明の天才データ(キ・ホイ=クワン)はアストリアの海岸沿いの町グーンドッグスに住んでいたのでグーニーズを結成していた。(悪がきどもという意味もこめて)一方、刑務所からフラテッリ兄弟の弟ジェイクがママ(アン・ラムジー)と兄フランシス(ジョー・パントリアーノ)に助けられて脱獄。逃亡中にグーニーズたちと遭遇!だが大事件だとは思わず(チャンクを除いては)5人はマイキーの家に集まる。雨も降り退屈な5人は屋根裏部屋へ入って海賊片目のウィリーの宝の地図を見つけるのだ。この周辺の土地はカントリークラブがゴルフ場にしようと立ち退きを迫っていた。ウィリーの宝を見つけたら、立ち退かなくてもすむ!そう考えた5人は冒険の旅に。(暖炉の下の地下通路から冒険は始まるのだ)ブービー・トラップあり大掛かりなセットありで面白い。この5人に美人チアリーダーのアンディ(ケリー・グリーン)と友人のステファニー(マーサ・プロンプトン)も加わりロマンス要素も盛り込んでいる。マイキーが父親を失い喘息もちで同じくハンディを持つ片目のウィリーに共感するというのもいい。そんなマイキーを心配するブランド。子供たちは競争率300倍の難関オーディションを突破した子ばかりで個性豊かだ。