1998年「パフューム」のトム・ティクヴァ監督を一躍有名にした81分のドイツ映画。低予算でたった7週間で撮影されたという。赤毛の女の子ローラが愛するマニのためにベルリン中を走る!はしる!走る!映画である。全編を流れる軽快なテクノポップが加速する画面に彩りを添える。ローラ(フランカ・ポテンテは今年ベニチオ・デル・トロがゲバラを演じるソダーバーグ監督の映画に出演する。)は愛する彼氏のマニ(モーリッツ・ブライプトロイは両親が俳優。本作の盲目の女性を演じているのは彼の母で女優のモニカ・ブライプトロイである。)が組織のボスに渡す10万マルクをホームレスの男に持ち去られてしまい、万事休す!状態で泣きそうになりながら電話をかけてくる。マニは組織のボスに消されるとビビッている。ローラはドイツ為替銀行に勤める父親の所へ行って泣きつくが、父は断固拒否!挙句の果てに家を出て行け!と怒鳴られる。母親は父の再婚相手で相談にはいけない。ローラはマニとの待ち合わせ場所へ駆けつけるが、マニはスーパーで強盗を働いていた。警官に包囲された二人!ローラは胸を撃たれてしまう。「ダメじゃん!これじゃ!」ローラはもう一度やり直す。この映画は上手くいかなかったらやり直すことが出来るのだ。リフレイン・プレーヤーか!少しずつ軌道修正してゆき未来を少しずつ変えてゆくローラ。疾走感がたまらない!!