デヴィッド・フィンチャー監督の長編デビュー作は「エイリアン3」だが、その後の「セブン」や「パニックルーム」など素晴らしい作品を次々と作り続けている。「ゲーム」も又なかなか唸らせる作品である。元々はILMでアニメーターとして働いていた人なので画面作りが上手い!サンフランシスコに住むニコラス(マイケル・ダグラス)は親の資産を相続し、楽しみも持たず仕事漬けの面白味のない男だった。妻とも離婚してしまい大邸宅に通いのメイドと執事だけをおき、夜は一人で暮らしている。今日は48歳の誕生日である。その年齢に父はこの屋敷から投身自殺をしたのだった。翌日、弟のコンラッド(ショーン・ペン)とレストランで会う約束をしていたニコラスは久しぶりに弟に会う。コンラッドは誕生日プレゼントだといい<CRS>の紹介状をくれるのだった。早速<CRS>にいくとファインゴールド(ジェームズ・レグホーン)という男がテストを受けるようにいう。この会社が提供するものはゲームだというのだ。要領を得ないニコラスは訳がわからず帰宅すると玄関に人が倒れている。父の死体を思い出しかけよるニコラス。それはピエロ人形であった。その人形をソファに座らせて、食事をしているとテレビのニュース・キャスターがニコラスに話かけてくる。キャスターは「ゲームは始まっている。」と言うのだった。翌日コンラッドと約束したレストランへ行くのだがすっぽかされる。ウェイトレスがニコラスの服にワインをこぼすのだが、ウェイターから「彼女を逃すな!」というメモを渡されて後を追うニコラス。その女性はクリスティーン(デボラ・カーラ・アンガー)と名乗るが、ゲームとは関係がないようだ。コンラッドがやってきて「やつらに何もかも奪われた!」と憔悴しきった姿を見せるが、又どこかへ行ってしまう。タクシーに乗ると、運転手は飛び降り車体は海に飛び込む。やっとの思いで脱出したニコラスは<CRS>へ行ってみるとそこはもぬけの殻!これはただ事ではないとニコラスはクリスティーンの家に行ってみる。ニコラスは何者かに銃撃される。クリスティーンはこれは大掛かりな詐欺組織なのと白状しコンラッドも弁護士もグルなのだと言うのだった。自分の口座を調べるとゼロになっている。ショックを受けているニコラスに飲み物をすすめるクリスティーン。それを飲むと意識を失ってしまい、気がついた時はメキシコの墓地に放り出されていた。やっとの思いで自宅に着くと、邸宅は競売にかけられている。ニコラスは無一文になってしまったのだ!!二転三転する展開にハラハラドキドキのし通しである。面白い!!