SAYURI(10点)
大体どんな映画か想像はついたので長い間、見ないでおいたのだがやはり見ないほうが良かった。突っ込みどころ満載なのである。おかぼ(パンプキン)などという名前の子(工藤夕貴)がいたり、日本の花街が汚すぎたり置屋が乱雑だったり、姉さん芸者の初桃(こんな名前芸者につけるか!)がコン・リーで髪も着物もだらしなくゾロリとしていて気持ち悪いのだ。置屋の女将に桃井かおりがなっているのだが、これも置屋の女将らしからぬ気だるい女なのだ。都おどり(映画では華おどりといっていた)でさゆり(チャン・ツィイー)が踊るおどりがまた酷い!最低最悪の映画だった。「さくらん」がとてもよく出来ている映画に思えてくる。着物も京都の古着屋で調達したらしく安物も随分あった。ちゃんと日本が描けていない映画に出る日本の俳優もどうかと思う。しょせんアメリカ人に日本は描けないのだ。それを臆面もなく日本に配給するあたりが厚顔無恥な国である証拠なのである。最近アメリカ映画も低迷しているのだから拍車がかかるようなことはしない方がいい。
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