ダーク・キャッスル・エンタティメントの第二弾!作品である。この会社は二人のヒットメーカー、ロバート・ゼメキスとジョエル・シルバーが共同で立ち上げた映画会社であるが<ギミックの帝王>と呼ばれたウィリアム・キャッスルから名づけたという。ウィリアム・キャッスルという人は1914年、NYで生まれたが15歳の時にはブロードウェイの舞台に立ち18歳の時には「ドラキュラ」の演出をしていたという。その時に観客を怖がらせることの面白さに魅せられたらしい。ウィリアム・キャッスル社を立ち上げて次々に映画を発表。<ショック死するから見る前は保険をかけよう!>とか「ティングラー」という映画では観客席に弱い電気を流したりして客を驚かせた。1968年のロマン・ポランスキーの「ローズマリーの赤ちゃん」が大ヒットしてその名を上げた。この作品も又1960年の「13ゴースト」のリメイクである。3Dメガネを観客に渡してゴーストが見えるようにした。脚本のニール・マーシャル、監督にスティーヴ・ベックを起用した本作はなかなかの秀作である。13人のゴーストの設定もデザインも素晴らしい!!冒頭、サイラス(F・マーリー・エイブラハムは「アマデウス」でサリエリを演じた俳優)が霊魂感知能力のあるラフキン(マシュー・リラードは「スクリーム」の犯人の一人を演じた)らに命じてスクラップ場で凶暴なゴーストを捕獲しているが、サイラスが殺される。場面は変わってアパートの一室。アーサー(トニー・シャルーブは「名探偵モンク」シリーズで主演・脚本・製作をしている俳優)が幸福な家庭から一転、火災が起こり妻を亡くしたらしい演出があり、十代の美しい娘キャシー(シャノン・エリザベス)と死亡者記録をしている弟ボブと使えない家政婦マギーと4人で暮らしている。狭い部屋でオモチャにつまづきイライラするアーサー。そこへ叔父サイラスの弁護士というベン・モスがやってきてサイラスの大邸宅を相続したという。早速、その屋敷に行ってみると鋼鉄と強化ガラスで出来ており、そのガラスにはラテン語のような呪文が書かれている。(このデザインが又素晴らしい!だがスタッフの姿が反射するので撮影クルー泣かせだったらしい。)電気修理工に扮したラフキンが地下へ行くと、そこには呪文で封じられた11人のゴーストが閉じ込められていた。驚愕するラフキン!そして各部屋にある霊視ゴーグル(イリュージョン・オー)。それをかけるとゴーストの姿が見えるのだった。おいてあるゴーグルを通して見える美しい部屋は血まみれである。(こういった演出は凄い!!)破壊者ホレス・呪縛の女スーザン・トルソのジミー・巡礼の女イザベラ・巨大児とその母マーガレット・ジャッカルのライアン・ハンマーのジョージ・怒りの王女ダナ・跡取り息子ビリー・無念の王子ロイス・・・・。強欲な弁護士によりゴーストが解き放たれてしまうのだった。(弁護士は最初の被害者となる)屋敷は閉じられて出られない。ラフキンと一家はゴーストたちと戦わなければならないのだった。そしてあと2体のゴーストとは・・・・。見せ方が秀逸だ!!