1965年「翔べ!フェニックス」のリメイク版。
石油採掘所が閉鎖となりスタッフ数名と廃材を積んで軍用貨物機C−119は出発するが、砂嵐にあいゴビ砂漠に不時着してしまう。貨物機操縦士フランク(デニス・クエイド)以下、石油会社アマコアの役員イアン(ヒュー・ローリー)や採掘所現場主任ケリー(ミランダ・オットーはロード・オブ・ザ・リングの王女エオウィン役で有名)AJ(タイリーヌ・ギブソン)、そして謎の男エリオット(ジョバンニ・リビシはプライベート・ライアンの衛生兵役で印象的な俳優)らは過酷な砂漠で生き残るために協力しあうのだった。昼間と夜間の温度差がものすごく違う上に常に形を変える流砂に方向感覚を失い、夜間トイレに出るだけで帰れなくなり凍死してしまう者が出たりと砂漠の恐ろしさを知る。エリオットが一日0,5リットルしか飲んではいけない水をこっそり飲んだり、メンバーの中にも疑心暗鬼や対立が生まれるのだった。救助の飛行機は万に一つも来ないだろうことは彼らにもわかっており、ある者は砂漠を横断するといいだす。そんな中、エリオットが飛行機設計士だということがわかり、墜落した貨物機から軽量小型機を製作するというのだ。彼は設計図も描いていた。そしてその飛行機は<フェニックス号>と命名される。製作中にも雷が落ちてヒヤヒヤしたり、終盤にはベドウィンら武力集団が襲ってきたりと結構、最後までグイグイと観客を惹きつける。映画に出てくる軍用貨物機C−119は1950年代から1970年代にかけて活躍した飛行機なので、この飛行機を探すのにスタッフは苦労したそうだ。