なぜ電気自動車が姿を消したのか?1990年代、カリフォルニア州、特にロサンゼルスの排気ガスによる大気汚染が深刻化し<ゼロミッション車法案>が可決される。(2003年までに排ガスゼロ車を全体の10%にするという法案)それを受けたGM社が1996年電気自動車<EV1>を世に出した。33,956ドル〜43,995ドルと高価だったが、当初は月額349ドル〜574ドルのリース契約のみだったが、カリフォルニアとアリゾナで1200台のユーザーがいたという。彼らの話によると一日の充電で100マイルも走れたという。(こまめに給電すれば200マイルは走れる。)坂道でポルシェと競争して買ったとかユーザーの評判は上々だった。(トム・ハンクスもメル・ギブソンもベタぼめである)ところが、ブッシュ政権になり水素燃料電池車を推進を発表する。そして<EV1>は2003年までに全車が廃車処分される。なぜそういうことになったのか?このドキュメントはそれを様々な見地から検証する。年間28000万ガロンものガソリンを消費するアメリカにとってこれは深刻な問題なのだ。ブッシュ・ライス・チェイニーの3人は石油会社の大立者である。そして2003年には330億ドル、2004年には470億ドル、2005年には640億ドルとガソリンの売り上げはうなぎ上り!石油会社、自動車会社、自動車関連事業(ディーラーはガソリン車の方が儲けがある。オイル交換やガソリン車は汚れるので掃除しなくてはならないのでコストが高いのだ。)が阻止したのか?アメリカは中東に介入してまで儲けようとしたのだ。そして原油が高騰し、TOYOTAなどがハイブリッド・カーを発売し、改めてあの時の電気自動車をなぜ葬り去ったのか?と叫んでいるのだ。だが世界にはまだ一兆バレルもの原油があり、これで儲けようと画策するむきもある。(100兆円)ソーラーシステムもまだ安いとは言えないが、スタン&アイリス・オブジンスキー夫妻が開発した簡単なソーラー・システムや蓄電池を見れば、未来のネネルギーの形が見えてくる。だが実用化には電力供給会社や石油業界が、それらと癒着する政治家が阻んでいるのだ。アメリカのポチ犬の日本だってそう変わりはない!