佐藤祐市監督は低予算で本当に面白い映画を作った!!この分だと2009年公開予定の「守護天使(仮題)」も期待できそうだ。D級アイドル、如月ミキが死んで一年。如月ミキのファンサイトで知り合った5人の男たちが一周忌をやろうということで集まる。一番先に到着したのは会場のセッティングをした家元(小栗旬)。次に到着したのが安男(塚地武雅はドランクドラゴンの相方だ。)そしてスネイク(小出恵介は「きみにしか聞こえない」や「僕の彼女はサイボーグ」など売れっ子若手俳優だ)オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)苺娘(香川照之)らが一堂に集まってくる。(苺娘はハンドルネームに似合わずのおじさんで皆ガッカリするところなど面白く香川照之が気持ち悪いオヤジを演じていて不気味だ。)オダ・ユージはうるさ型で如月ミキの一周忌だというのに式服を着ていない家元と安男をなじる。家元は黒いスーツを持参してきたのだが安男は持ってこずで、近くの洋服店で買ってくるというのだった。家元のミキちゃんの秘蔵コレクションでみな盛り上がるのだが、オダ・ユージの一言で場面が一変するのだった。「如月ミキは殺されたんだ!」ここから男たち5人の推理劇がはじまるのだ。犯人はこの中にいるのか?自殺なのか、他殺なのか?そして集まった男たち一人一人に重大な秘密が隠されていたのだ。それが徐々に明るみになってくるのだった。その度に家元が落ち込む様子もおかしい。するどいつっこみのスネイクや持参したお菓子が腐っていてトイレにばかり駆け込む安男や、ミキちゃんのストーカーをしていたらしい苺娘や、二転三転、いや五転六転するシナリオは実に面白いのだ。本当に最後まで真相は想像できない作りになっており観客はその度に裏切られるのだ。
そして最後に如月ミキが歌う映像が写るのだが、ここでまた観客はずっこけるのだ。