飯田譲治のシナリオがもっと良かったら95点くらいはあげるのだが、ちょっとシナリオが甘い。ただ漫画「バキ」でしか観たことのないような技が実写で見られてうれしいのだ。秒殺!寸殺!に感嘆の声を漏らす!!昭和7年、柴原英賢(夏木陽介)師範の下、3人の弟子たちが山奥で修行をしていた。リーダー格の長英(鈴木ゆうじは俳優だが極真空手、初段の腕前をもつ。)と剛の技をもつ攻めの大観(中達也は日本空手協会の師範、協会の貴公子と呼ばれている。)と柔の技をもつ守りの義龍(八木明人は国際明武館剛柔空手道の館長だが1977年生まれの31歳)は日々師範のもとで修行していたのだが、陸軍憲兵隊がやってきて修行の場を軍の本部にするというのだった。大観は手刀で相手を寸殺してしまう。軍隊長(白竜)が日本刀を抜き相手になるというのを、師範は義龍に相手になれというのだった。「義龍、攻めも突きも禁じる!」と命令する。義龍は師範の言うとおりにするが、隊長は「とどめを刺せ!」というのだった。義龍はとどめを刺すことは出来ない。大観は忌々しそうに義龍を見るのだった。そんな最中師範は倒れてしまう。そして長英に自分の黒帯を渡してお前が継げというのだった。この映画はストーリーなどあってないようなものであり、さまざまな柔術の凄まじさを鑑賞する映画なのである。受けられない秒殺の突き!手刀!タバコとばしなど、冒頭から見せる!!大観が様々な流派の道場破りをするのだが、勇志会空手道の長身、90キロはある杉澤一郎と戦う場面やこの映画の武術監督をしている西冬彦(東郷孝臣)との戦いなど見所はふんだんにあるのだ。また義龍もテコンドーの黄田(神戸豊)らと戦う場面も面白い!この映画は言葉でいうより是非映画で堪能していただきたい一作だ!!昨夜のレミーVSバタ・ハリ戦に不完全燃焼した人は是非見て欲しい!