原題は「TRAPPED」。グレッグ・アイルズの「24時間」を「イノセント・ボイス」や「メッセージ・イン・ア・ボトル」などのルイス・マンドーキ監督が映画化。アイデア自体は抜群!出演者も悪くないのに駄作になってしまった。湖畔の邸宅に住むカレン(シャーリーズ・セロン)は麻酔医師の夫ウィル(スチュアート・タウンゼント)と6歳の娘アビー(ダコタ・ファニング)と何自由ないリッチな暮らしをしていた。夫が学会に出て留守のときにアビーを誘拐されてしまう。犯人ジョー(ケヴィン・ベーコン)がやってきてカレンを拉致する。(冒頭はとてもスリリングでドキドキさせるのに、この緊張感を最後まで持続できなかったストーリー展開が惜しい!)学会に出ているウィルにはジョーの妻シェリル(コートニー・ラブ)が見張っていた。アビーはジョーの従兄弟マーヴィン(ブルイット・テイラー・ヴィンス)が森の小屋につれていき30分ごとにジョーとシェリルから連絡が入らないとアビーを殺害する手はずになっていた。身代金は100万ドル、猶予は24時間!3人の犯人が個別に3人の家族に張り付いているというのも斬新だが、とても知能犯に見える犯人であるはずなのに、なぜか抜けているのだ。この家族がかなり賢い!娘アビーの喘息も事前に知らないなんて犯人もアホである。(喘息が役に立つかといえばそうでもなく「パニック・ルーム」のような使われ方もしない)これでは被害者家族と犯人グループの攻防にもならないではないか!尻すぼみ感はぬぐえず、ラストもあっけない!