大森一樹監督の珍しい刑事サスペンス映画。大分県の観光地が見られる映画でもある。
刑事河野薫(高岡早紀)と上司のベテラン刑事沖島啓介(岸部一徳)は2人で張り込み捜査をしていた。多摩川の河川敷で松本泰造(峰岸徹)の死体が発見される。すぐに身元は割れて付近に住む息子和夫(細山田隆人)が逮捕されるが、共犯の姉那美(山本未来)は逃走。和夫の自供から那美が「人の人生、無茶苦茶のしゃがって!」と叫んだということがわかるのだった。那美が過去に付き合っていた関川慎二(筒井道隆)がサッカー選手生命を那美の父、松本泰造によって絶たれて2人は結婚できなかったということを弟から聞くのだった。早速2人は慎二が家庭を営んでいるという大分の温泉旅館へ飛ぶ。那美は慎二の旅館で匿われていたのだ。昔の恋人を匿う男とその妻敦子(河合美智子)。大分の鉄輪温泉を舞台に張り込みは続く。仕事のせいで妻と離婚している沖島、恋人伊東俊一(松岡俊介)とうまくいっていない薫。よく出来た関川の妻。義理の父親に女にされて人生をメチャメチャにされた那美。九州石油ドームでのサッカーの試合を観戦するフリをして那美を国外に脱出させようとする関川夫婦。日本に一つしかないというホバークラフト船なども見られて大分観光協会の回し者のような映画だが、ラストに「悲しき天使」の曲が流れてなんだが懐かしい。ひねりもなく驚きもなくまるで火サスのような内容に私は唖然としてしまったのだ。ああ〜こんな曲もあったなあ〜♪で終わり!