「山の郵便配達」「故郷の香り」のフォ・ジェンチイ監督の作品である。
刑事タイリン(パン・ユエミン)は画家志望だったが、父の後をついで刑事になった。ある日橋の上から若い女性が飛び込もうとしていると思い引き止めるが、その女性は「人を殺してきて自殺しようとしていた」と言う。その女性はリュウウン(ユエン・チュアン)といい劇団の女優だという。衝動的で変わったリュウウンに芸術家志望だったタイリンは惹かれる。リュウウンはタイリンが刑事だと知り<マー・バイジュ>という男のことを調べて欲しいという。リュウウンは事故後おかしくなって入院している母親がいたのだ。同僚はマー・バイジュのことは父親に聞けという。20年前父が潜入捜査をしているときに捜査官がマーという男に殺されたというのだ。その後マーの行方はわからなくなってしまったという。タイリンの上司は恋人を利用してでもマーの捜査をするように強要する。だがタイリンは真相を知ってリュウウンを苦しませたくはなかったのだ。そしてタイリンとリュウウンはことの真相に近づいてゆく・・・・。象徴的な劇を挿入したり工夫はあるのだが、出演している2人に魅力がないのかそう感心はしなかった。ミステリータッチだが大した謎もない。過去の回想シーンで前作「故郷の香り」の女優が出演している。前作も香川照之の演技で見れたので微妙である。この2人の俳優が好きな人は十分に観れると思う。