今日も僕は殺される(10点)

今日も僕は殺される デラックス版今日も僕は殺される デラックス版
(2008/11/21)
マイク・ヴォーゲルクリスティーナ・コール

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今年6月に亡くなった特殊メイクアップ・アーティストのスタン・ウィンストンのプロデュース作品。ウィンストンは「ターミネーター」や「エイリアン2」のクリーチャーを作った人として有名。監督は350本以上のCMを製作したイタリアのダリオ・ピアーナ。ホッケーのスター選手、イアン・ストーンは試合中に終了2秒前に審判にホイッスルを吹かれてしまい敗北してしまう。抗議するも電光板の時計が停止したままなので取り合ってもらえない。落ち込んでいるイアンを慰めてくれる恋人のジェニー(クリスティナ・コール)を家に送った帰り、踏み切りでうずくまる人影が見えたイアンは車から降りて声をかけるが様子がおかしい!怖くなって車にもどると、その何者かに襲撃されて線路に放り出され列車に轢かれて死んでしまう。だが目が覚めたイアンはオフィスの机の上で眠っていたことに気づく。やはりオフィスにはジェニーがいるのだった。エレベーターに乗り合わせた男が路上で倒れて、死神のような男に手を取られて死んでいくのを目撃してしまう。翌朝、謎の老人が「イアン!ジェニーを守れ!」とイアンに忠告したまま何者かに襲われる。自宅に逃げ帰るイアンは錠をかけるが、部屋にいたイアンの恋人が背後からイアンを刺殺する。そして今度目覚めたときはタクシー運転手になっておりジェニーを客として乗せていた。何度も何度も殺害されるイアン。殺害されるたびにどんどん暮らしぶりは落ちてゆく。この死のループをどうすれば回避できるのか?少しずつ記憶が鮮明になり自分が何者か理解してゆくイアン。中途半端なシナリオで90分の映画が退屈極まりない。クリーチャーもありきたりのデザインで寄生獣のように利き腕がソードのようになる。余程ヒマなら見ていただきたい作品。

ひぐらしのなく頃に(20点)



竜騎士07/7th Expansionが元々は舞台用アイデアとして「鬼隠し編」を書いたが、それを2002年夏同人サウンドノベルゲームにしたところ大反響を呼び(全8本)アニメ化。それがあまりにも大人気となり「吉祥天女」「富江」シリーズの及川中が脚本・監督をして映画化。音楽は「スカイクロラ」「DEATHノート」の川井憲次。テーマ曲を島みやえい子が担当しており「ひぐらしのなく頃に」の世界観に色彩を与えている。昭和58年5月20日、雛見沢村に東京から引越してきた前原圭一(前田公輝)は生徒数15人の小さな分校に転校してくる。そこには同い年くらいの少女が4人いた。リーダー格の園崎魅音(飛鳥凛)、天然キャラの竜宮レナ(松山愛里)、神社の巫女をしている古手梨花(あいか)、いたずらっ子でオマセな北条沙都子(小野恵令奈)らと仲良くなる圭一。レナとダム建設跡地にいった圭一はカメラマンの冨竹ジロウ(谷口賢志)と出会い妙なことを聞く。「4年前、ダム工事現場監督がバラバラにして殺害された。」そのことをレナや魅音に聞いてみるが、知らない!の一点張り。6月19日、村祭り<綿流しの祭り>が行われて、圭一は魅音、レナ、沙都子らと祭りにでかける。神社では梨花が巫女の装束で舞いを奉納しているのを見る。その舞は<オヤシロサマの祟り>を鎮めるものであった。圭一は境内の中にこっそりと入っていく富竹の姿を見かけてついていく。富竹は診療所の看護士、鷹野三四(川原亜矢子)と探索をしており写真を撮っていた。圭一は三四から、昔は人間を解体して生贄にしたのだと聞く。巫女は鬼の血を引いているというのだ。そしてこの祭りの夜には殺人と行方不明事件が必ずおきており、梨花と沙都子の家族もその犠牲者だということを・・・・。明けて6月20日、圭一は興宮署の大石刑事(杉本哲太)の事情聴取を受ける。大石から富竹が首を切られて惨殺されており、一緒にいた三四も行方不明だと聞かされる。魅音の両親はダム建設工事の反対運動をしており、レナは前の学校で問題行動を起こしていたのだと言う。刑事は圭一に2人の行動に注意をして欲しいと依頼する。正解率1%の謎をあなたは解く事が出来るのか?ってどうせ続くのである。主人公をはじめ出てくる美少女たちも魅力がなく、怖さも半減というところか!可愛らしい美少女が豹変するのがこの作品のミソなのだが、ゲームやアニメがよく出来ていたので実写版はどうしても見劣りがする。
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(2009/03/25)
保志総一朗田村ゆかり

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アニメは雰囲気がとても良く、女の子たちも可愛い子揃い!

カスピアン王子の角笛(30点)


第一作に比べたら随分見劣りがする。白い魔女のティルダ・ウィンストンもチラッとしか出てこないし、タムナスさんの姿もなく、その代わりイケメンのカスピアン王子(ベン・バーンズはハンサムだがあまり見せ場は用意されてはいない)を投入した訳だが、戦闘民族テルマール人の前では小動物やケンタウロス、ドアーフ族やアナグマ、ミノタウロスやセノトールなど有象無象の集まりでは勝てない気がするのだが(ファンタジーだから勝つのね!これが)どうも嘘くさくていけない。ニュージーランドのカセドラル・コープとか美しい海岸線が出てくるのだけれど(なぜかクローゼットは使わずに、ペベンシー4兄妹たちは地下鉄にいるところを角笛で召還されてこの海岸の洞窟に現れる)南洋の海の色でファンタジー世界の色ではない。ペホマドリンク(息を吹き返す薬)をアイテムに持つ末娘ルーシーはまだ許せるとして、長女のスーザンは成長してますます可愛くなくなってきている。(弓矢を射る時も動作が遅い!その上カスピアンとキスするシーンがありベン・バーンズ、ファンの奥様方から憎まれるに違いない)長男のピーターや次男のエドマンドも中くらいの役立ちようで(英雄王ピーターなどと呼ばれてこそばゆい)角笛を吹いたカスピアン王子もチェッ!と舌打ちしたくなるだろう。監督は「シュレック」のアンドリュー・アダムソン。どうりでシュッレクの猫に似た羽飾りを頭につけたネズミ、リーピチープが活躍する。第一作目から1300年経ったナルニア国はテルマール人に征服されてすっかり荒れ果てていた。王の弟ミラースに王子が誕生して先代王の王子カスピアンは命を狙われる。王子の家庭教師でもある博士は角笛を持たせて、危機が迫ってきたら吹くようにと言い城から王子を逃す。森の迷いこんだ王子が最初に出会ったのが、ドアーフのニカプリクだった。王子は博士のお話が本当だったことを知る。がミラースの追っ手が迫ってきて王子は角笛を吹く。一方、大戦下のロンドン、ペベンシー兄妹は地下鉄にいてナルニアに召還される。だが自分たちが統治していた頃から1300年も経ちナルニア城はすっかり荒廃していた。伝説の4人はカスピアン王子らと共にミラースの軍団と戦う。暗い世相のロンドンにいる4人の子供たちがファンタジーの世界にしばし癒しを求めるといった話である。この調子で三作目も作るのかと思うと相当スタッフは痛い人たちである。2時間30分は長すぎる。
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