ブレーキ・ダウン(85点)

BreakdownBreakdown
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Kurt RussellJ.T. Walsh

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そう期待しないで見たのに儲けものだったと思う映画があるが本作もそういう一本である。監督・脚本は「U−571」のジョナサン・モストウである。スピルバーグの「激突!」に都市伝説をプラスしたような作品でなかなかスリリングだ。ジェフ(カート・ラッセル)と妻エミー(キャスリーン・クインラン)は東海岸のボストンから西海岸のサン・ディエゴへ引越しの途中であった。赤い新車に乗った二人。途中、前の車が飛び出してきて危うく事故を起こしそうになるが、何とか回避する。次のガソリン・スタンドで問題の車の運転手がおり難癖をつけるのだが、トラブりたくないジェフは相手にしない。だがしばらく走行させていると車が故障して動かなくなるのだった。そこへ通りかかった長距離トラックの運転手レッド(J・T・ウォルシュ)が次のダイナーに公衆電話があるから乗せていってやると言うのだが、ジェフは新車が心配でここに残るという。エミーがそのトラックに乗って去った後しばらくすると車が動き出すのだった。ジェフはダイナー<ベル>で停車してエミーを探すがどこにもいない。店の主人や客たちにも聞くがそんな女性は知らないという。必死になって探すジェフ。(このあたりから観客も主人公に感情移入し始める)あの運転手レッドを見つけて問いただすがレッドは知らぬ存ぜぬの一点張りだ。ジェフを振り切るようにレッドが立ち去り、ジェフは警察署へ行くのだが警察では「旦那に嫌気がさしたのでは?」と言われる始末。失踪届けを提出すように言われて出すが、壁に貼られている失踪者の張り紙の多さに呆然とするジェフだった。ダイナーに戻ると若者がやってきて妻を捜しているという。「おまわりもグルだ!」といい立ち去る。(こいつも仲間か?)ジェフはレッドが立ち去ったルートを追う。川沿いの道を走っているといきなり発砲される。その男はなんとガソリンスタンドで難癖をつけた男ではないか!ジェフは銃弾をよけようと誤って川に車ごと落ちてしまう。やっとの思いで岸に這い上がったジェフに3人の男は50分で銀行口座から金を引き出して来いという。それまでエミーは預かっておくというのだ。男に見張られながら金を下ろすジェフはペーパーナイフを持ち出すのがやっとだった。だがジェフは金をとられて下ろされてしまう。見覚えのあるトラックを見つけたジェフは発車しようとする車に飛び乗る。着いたところはレッドの家だった。なんとレッドには妻も息子もいる。男たちは車から布袋を放り出す。人の形をした袋にはエミーが入っているに違いない。だが袋はピクリともしないのだった。こんな風にずっとドキドキさせられっぱなしの映画で息つくヒマもない。ここから映画は一気に加速する。ここからはDVDで楽しんでいただきたいのだ。

シー・デビル(80点)

シー・デビルシー・デビル
(2008/10/10)
メリル・ストリープロザンヌ・バー

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気楽に見れて面白い映画である。女流作家フェイ・ウェルドンの原作を女性監督のスーザン・シーデルマンが映画化した。女性による女性のための映画!美しいメリル・ストリープとブチャイクなロザンヌ・バーの対比が凄い!!このロザンヌ・バーは自分の枠番組を持つほどの有名なコメディアン。その腹立つ容姿と毒舌で究極の憎まれキャラである。国歌斉唱の際にツバを吐いたりして物議をかもしたこともある問題児!だが本作ではちょっと可哀相キャラで旦那に復讐するところがミソ。会計士のボブ・バチェット(エド・ベグリー・Jr)はブサイクな妻ルース(ロザンヌ・バー)を伴ってあるパーティに出席するが、あろうことか妻が人気ロマンス小説家のメリー・フィッシャー(メリル・ストリープ)の素敵なドレスにワインをこぼしたではないか!女クセの悪いボブはメリーの所へ駆けつけて送らせてくれ!と申し出る。メリーも又ボブにまんざらでもなさそうだ。ボブはメリーの豪邸で一夜を過ごすことに・・・。外泊して帰宅した夫にルースはおかんむり!だが夫の両親がやってきてルースは大失態をしでかす。ほとほと愛想が尽きたとボブは家出、メリーの屋敷にしけこむ。有名顧客で美人、お金持ちとくれば誰だってメリーがいいに決まっている。もう頭にきた〜っ!とばかりのルースは夫の家を焼き尽くすのだった。そして二人の子供ニコレッタとアンディを自分は育てられないからとメリーの屋敷に送りこむ。次にルースは養老院へ看護婦となって入り、メリーに姥捨てのようにされている母親(シルヴィア・マイルズ)をメリーの元に送り返すのだった。当初ピンクのインテリアにピンクの衣装を身に着けて優雅に暮らしていたメリーがだんだんボロボロになってゆく様が面白い。その上、子供と婆さんが二人の蜜月を邪魔する。メリーは小説すら書けなくなっていた。ルースは最後の仕上げとばかり養老院で知り合ったフーパー(リンダ・ハント)と雇用代理店を立ち上げる。早速ボブから秘書のオファーがくるのだが、ルースは赤毛の悩殺美女オリヴィア(マリア・ピティロ)を送り込むのだった。ボブはオリヴィアに早速手を出す。しばらくはイチャイチャしていたがオリヴィアが束縛するのでうるさくなって棄ててしまう。オリヴィアは腹を立ててルースにボブが顧客の財産を横領していることをバラすのだった。ボブは警察に通報されてあえなく逮捕!刑務所住まいになってしまう。ルースの仕事も順調でビジネス・ウーマンとして成功する。(何だか綺麗になっているのだ)ところでメリーはどうしたかって?メリーはつまらないボブを教訓にノンフィクション作家として成功を収めていた。メリーのサイン会で再会するルース。二人の女の表情がいい。それに比べてボブは・・・・・・元々ダメ男だったけど。
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