インモラルー凍える死体ー(20点)

インモラル-凍える死体-インモラル-凍える死体-
(2008/07/25)
OZAWA

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DVD表紙とは何の脈略もない映画。「病葉流れて」の吉野紗香の主演映画と聞けばエロティック・シーンがあるのかと勘違いするではないか!何度もいうが吉野の肉体は出てこない!本作は坂辺周一の同名漫画を小沢仁志ことOZAWAが監督した。ちびっ子の吉野紗香とノッポの赤井沙希(赤井英和の娘)のコンビネーションが面白い。警視庁外苑署では女だけの捜査班、性犯罪捜査班が発足する。外苑署管轄内では連続婦女暴行殺人事件が横行していた。被害者は自室で襲われ殺害されたあげく強姦されて全裸のまま冷蔵庫に入れられていたのだった。盗犯課の葛原鐘子(吉野紗香)と生活安全課の雨宮悦子(赤井沙希)、本庁捜査一課のエリート刑事、岸梁子(紺野千春)と西野萌(佐藤寛子)の4人が抜擢されたのだが、葛原は元気だけはあるが殺人の捜査などしたことがなかった。同じく大阪弁の天然キャラ雨宮にイライラする西野だった。・・・原作のマンガを読んだことがないのでなんとも言えないが、映画は推理するまでもなく下手な進め方で甚だ面白くない!!だが年間3万人の女性が消える!というフレーズや、女性が帰宅してきてホッとして家に入った瞬間に襲われるという怖さや、オートロックや玄関の監視カメラが少しも女性を守らない事実に愕然とする。実際にこういった犯罪が日常茶飯事に行われている事実を思うと、女性はどうやって自分を守ればいいのか?

君の望む死に方(20点)

君の望む死に方君の望む死に方
(2008/07/23)
大杉蓮松下奈緒

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人気ミステリー作家、石持浅海の長編作「扉は閉ざされたまま」の続編。同じヒロイン碓氷優佳を前作では黒木メイサが演じたが、続編では松下奈緒が演じている。監督は香月秀之。WOWWOWで放映された。ソル電機メーカー社長日向貞則(夏八木勲)は末期すい臓ガンで余命六ヶ月と診断されていた。イギリスで行動心理学を習得した優佳(松下奈緒)は秘書をしていたのだが、社長宛に気になる脅迫状が来ており警戒心を持っていた。その脅迫状には<16年前の報いを受けよ>と記されていたのだ。会社の保養所で幹部候補生の研修を行うこととなり、優佳は若手社員たちにも目を配っていた。その中には営業の園田、技術センターの大崎などがおり、優佳は特に暗い表情をした開発課の梶間(窪塚俊介)が気になるのだった。身辺警護に余念のない優佳に「少しは楽しみなさい」と日向は言うのだが・・・・。いたってシンプルな話なのだが、面白いのは日向社長が「ワタシは君に殺されることにしたよ。」と犯人に言うのである。加害者と被害者の間で了解が出来ているところに、敏腕な秘書が割り込んできて計画が微妙に食い違ってくる。小説はそのせめぎあいを描いていて面白いのだろうが、ドラマはその辺を描ききれてはいない。ヒロイン役の松下奈緒も、それほど切れる女性には見えず中途半端である。脚本や演出のまずさが、火サスのようなノリでちっともスリリングではないのだ。
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