クリスティーナ・リッチのミランダ(40点)


「キングダム・ソルジャー」のマーク・ムンデン監督の映画だと聞きちょっと楽しみにしたのだが、クリスティーナ・リッチの七変化というより魔性の女というのが彼女には似合わない。クリスティーナ・リッチは「バッファロー66」なのである。(あの肉感的なリッチが太い足でタップダンスを踊るシーンなどは天使って感じ)小柄な彼女を魅力的に見せるのは難しいけれど、あの素晴らしく大きな目と豊満な肉体は素晴らしいので痩せたりするとちょっとガッカリだ。「バッファロー66」では説明しなくても彼女が男にとっての聖母のような存在という感じは伝わってくるのだが、本作はぞっこんLOVEの男が説明的すぎる。ただ美術のアリス・ノリミントンの腕は冴え渡っている。岩場のある場所で寝そべる2人やプレスリーのラグの上で抱き合う2人や英国風コテージや水の張っていないプールなどロケーションが美しい。図書館に勤務するフランク・バラクラフ(ジョン・シム)はある日、一人の美女ミランダ(クリスティーナ・リッチ)に一目ぼれしてしまう。だが彼女は謎の女だった。ミランダにはボス(ジョン・ハート)がおり、ボスはミランダが彼より犬のほうを愛したので犬を殺したという。フランクとミランダはデートをして深く愛し合うが、しばらくするとミランダは消えてしまう・・・・。クリスティーナ・リッチが好きか彼女のエロティック・シーンを見たい人にはもってこいの映画。



ファウンテン永遠につづく愛(50点)


「π」や「レクイエム・フォー・ドリーム」で注目されたダーレン・アロノフスキー監督の新作。ブラッド・ピットと監督が企画した映画で当初ブラッド・ピットが出演するはずだったが、2人の意見の食い違いでブラッド・ピッドが降板したので監督はヒュー・ジャックマンを起用したという。ヒロイン役もケイト・ウィンスレットと決まっていたがジャックマンが監督の妻でもあるレイチェル・ワイズを指名したという。妻のイジー(レイチェル・ワイズ)が脳垂症末期になり夫のトミー(ヒュー・ジャックマン)は特効薬研究に寝食を忘れて没頭していた。イジーは死を受け入れる覚悟をしておりトミーに書きかけの本をたくす。それはスペインのイザベラ女王が騎士トマスに永遠の命を得るという<生命の木>を探すようにいう話だったが、12章までしか書いていなかったのだ。イジーはトミーに13章を書き上げるように頼む。特効薬の薬が成功したという知らせをグゼッティ博士(エレン・バースティン)から聞いた矢先にイジーは亡くなってしまうのだった。この映画は16世紀イザベラ女王(レイチェル・ワイズ)と騎士トマス(ヒュー・ジャックマン)の世界と21世紀の現在、そして26世紀の未来世界(宇宙に浮かんだ球状カプセルのような宇宙船でスキンヘッドのヒューと生命の木)が交互に映し出されて、映像自体は美しいがはっきりいって内容はない。監督自身は人間の3つの側面を描きたかったと答えているがハーバード大学出身とは思えないようなチープな世界観である。騎士トマスが未来の自分に助けられて生命の木の樹液を飲み傷口からあふれ出す白い花をつけた植物に覆われてしまうシーンがあるのだが、不死とか輪廻転生みたいなものを描きたかったのか東洋人の我々は首をかしげたくなる映像の数々であった。ただ美しいだけ・・・の映画。奥さんLOVE!の監督がどえりゃあ(なぜかニコちゃん大魔王風になってしまう)きれえ〜にとっとるがや!
最近の記事
FC2カウンター
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

プロフィール

Author:夏目小太郎
FC2ブログへようこそ!

フリーエリア
検索フォーム
最近のコメント
最新トラックバック
RSSフィード
リンク
By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

フリーエリア